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愛され 親しまれ 信頼されるJA

管内の農業について

 管内の農業は、都内西部に位置し秋川と平井川流域の一市一町一村(あきる野市・日の出町・檜原村)にまたがっています。都市農業地域から山村農業地域があり、稲作・野菜・花卉・植木盆栽・果樹・菌茸類・酪農・肥育・養鶏・養豚など、複合経営も含め業種も多岐にわたっています。のらぼう菜(江戸東京野菜)、スイートコーン、栗、ジャガイモ、トマト、タケノコ(孟宗竹:江戸東京野菜)、ブルーベリー、梨、柚子、ルバーブ等の栽培が盛んです。鶏卵、東京ブランド『東京牛乳』の生乳生産も行われています。また、これら地元農畜産物を原材料に用いた商品も多数あります。
 秋留台地が販売農業の中心で、管内には「秋川ファーマーズセンター」「五日市ファーマーズセンター」「日の出町ふれあい農産物直売所」の三つの直売所があります。
 都市農業地域では、農業後継者とUターンによる新規就農者が増え活性化してきている一方で、山間および山村農業地域では就農者の高齢化が進み、生産量・売上ともに伸び悩みの傾向が見られるなど、二極分化が進みつつあります。 東京都地域特産品認証食品


専兼業別農家数

市町村

専業農家 兼業農家

あきる野市

175 戸 45 戸 130 戸

日の出町

49 戸 11 戸 38 戸

檜原村

2 戸 0 戸 2 戸

参考:2020年農林業センサス


総農家数

市町村

販売農家 自給的農家

あきる野市

646 戸 168 戸 478 戸

日の出町

202 戸 48 戸 154 戸

檜原村

119 戸 2 戸 117 戸

参考:2020年農林業センサス


性別農業就業人口

市町村

男女計 男性 女性

あきる野市

225 人 147 人 78 人

日の出町

48 人 33 人 15人

檜原村

2 人 2 人 0 人

参考:2020年農林業センサス


年齢別農業就業人口

市町村

40歳未満 60歳未満 60歳以上 平均年齢

あきる野市

3 人 42 人 180 人 70.7 歳

日の出町

2 人 8 人 38 人 68.8 歳

檜原村

0 人 0 人 2 人 74.5 歳

参考:2020年農林業センサス


農作物生産状況

市  町  村

内  容

あきる野市 日の出町 檜原村

野菜作付面積1位

トウモロコシ(29.6ha) ジャガイモ(5.1ha) ジャガイモ(6.3ha)

野菜作付面積2位

ジャガイモ(15.5ha) トウモロコシ(3.8ha) サトイモ(2.1ha)

果樹面積1位

クリ(52.8ha) クリ(22ha) クリ(0.4ha)

果樹面積2位

カキ(7.5ha) ウメ(3.6ha) 柑橘類(0.4ha)

農業産出額順位1位

トマト トマト ジャガイモ

農業産出額順位2位

トウモロコシ ナス トマト

参考:東京都農作物生産状況調査結果報告書(平成30年産)


特産農産物

のらぼう菜

のらぼう菜(旬:2月中旬〜4月上旬)

 江戸時代から栽培されている五日市地区の特産です。天明・天保の飢饉のときには五日市の多くの住民の命を救ったとされています。春を告げる野菜として、地方から買い求めに来る方もいます。
 たっぷりのお湯を沸騰させ、さっと1〜2分茹でます。しんなりしたら冷水に浸します。茹で過ぎないように気をつけてください。
 特に茎は甘く、しゃきしゃきとした食感でとても美味しいですよ!お浸し、マヨネーズ醤油でどうぞ。


じゃがいも

ジャガイモ(旬:6月下旬〜7月中旬、11月中旬)

 管内全域で栽培されています。
 特に檜原村は山中のため平坦な農地はほとんどありません。急峻な土地でも栽培できるじゃがいもは檜原村を代表する農産物です。


とうもろこし

秋川とうもろこし(旬:7月中旬)

 秋川ファーマーズセンターでは、毎年「とうもろこし祭り」を開催しています。同センターのある五日市街道は、夏はとうもろこしが街道沿いに実り、別名「とうもろこし街道」として有名です。
 トウモロコシは時間が経てば経つほど甘みが無くなってしまうので、その日のうちにお召し上がりください。朝採れたてのとうもろこしは、甘くて美味しいですよ!
 美味しい食べ方は、沸騰したたっぷりのお湯で約3〜5分茹でてください。


栗

秋留の栗(旬:8月中旬〜9月中旬)

 秋川流域は栗の産地としても有名で、管内にはたくさんの栗畑があります。大粒で甘いと評判で、昭和35年から「秋留の栗」として出荷されています。現在は約110軒の農家で年間2トン余り生産され、都内全域に出荷される他、ファーマーズセンターで販売されます。